九星気学で見るこれから20年の「気」の変化

九星気学

コロナが世界的に流行した2020年は西洋占星術にとって
一大イベントとなるグレートコンジャンクションがありました

20年に一度起こる土星と木星のコンジャンクションです。
これ自体は20年に1度のサイクルで起こるためそこまで珍しい現象ではありません
(年取ると20年前なんてつい昨日のように感じる)

ではなぜ2020年が注目されたのか!?
それはグレートコンジャンクションが起こる星座が鍵

前回の木星双子座の時にも少し触れましたが
星座はいろいろなチームに分類することができます

三区分であれば活動・不動・柔軟
四区分であれば火・地・風・水

いわゆる「風の時代」と話題になったのはグレートコンジャンクションが
これまで200年は四区分で分けたときの地の星座で起こっていたのが
2020年からは風の星座でおこったからです。

ちょうどコロナが猛威をふるっていた時期とも重なり
これまでの価値観がひっくり返されたようなそんな世相でした。

では東洋ではどうなのか??

九星気学的に見ると今年2024年はこれまた節目の年にあたります

どういうことかといいますと・・・
九星気学では世の中の気を9つに分類しています

一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
六白金星
七赤金星
八白土星
九紫火星

この9つが九星です

土星と木星がコンジャンクションするサイクルは20年
九星もひとつの「気」を20年のサイクルでみています。
一白水星が20年、二黒土星が20年・・・・20×9で180年

そして西洋と東洋の共通点がもう一つ

西洋占星術で扱う
木星は12年で黄道を一周
土星は30年で黄道を一周
この最小公倍数は60

東洋の占いで扱う
十干(10)と十二支(12)の最小公倍数も60

ついでに言えば時間も60進法ですから
60という数字には私達が考える以上に深い意味が隠されているのかもしれません。

この60を一つのサイクルとして九星気学では
一白水星〜三碧木星までの60年を上元
四緑木星〜六白金星までの60年を中元
七赤金星〜九紫火星までの60年を下元
と分類し三元九運として180年のサイクル。

そして2024年は下元の最後の20年である九紫火星がスタート!

この20年が終われば次の新しいサイクルがやってくるわけです

今から180年前といえば1844年

黒船がやってきて開国をせまってますが当時の幕府はこれを拒否している
真っ最中なのが1844年です

ちなみに三元九運が切り替った1864年は
池田屋事件があって幕府が第一次長州征伐があった年
アメリカでは南北戦争が起こってます

激動すぎる

ではさらに遡って180年前の1684年は江戸時代
五代将軍綱吉に代替わりした直後あたりです
まだ有名な「生類憐れみの令」は出ていません

ここはあまり激動じゃないですね
ちょっと安心

激動になるか、緩やかに変化していくかは分かりませんが
気の流れが変わっていくのは間違いないので
「気」の流れをしっかり読み取って開運してきましょう!